投稿者: 「気づいたらまた顎にニキビ…」
「スキンケアは頑張ってるのに、なぜかここだけ治らない」
そんな悩みを抱える人は非常に多く、顎ニキビが治りにくいのには理由があります。
実は、”日常生活の”何気ない習慣”こそが顎ニキビを悪化させている最大原因。
スキンケアを変える前にまず見直したいのは、
あなたが普段”無意識”にやっている行動”です。
今回は、知らないうちに顎ニキビをひどくしてしまう
「本当にやりがちなNG習慣7つ」を徹底解説します。
今日から改善できる習慣ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
■ 顎ニキビとは？なぜ“顎だけ”繰り返すのか？
顎ニキビは「大人ニキビ」の代表格で、特徴は治りにくく再発しやすいこと。
ホルモンバランスの影響を受けやすい部位であり、さらに
・マスクや髪の毛の摩擦
・乾燥による皮脂過多
・生活習慣の乱れ
など、複数の要因が重なりやすい場所でもあります。
だからこそ、正しいスキンケアと同じくらい
日常の行動改善が重要なのです。
■ 顎ニキビを悪化させるNG習慣7選
ここからは、顎ニキビ持ちの人が無意識にやりがちなNG行動を1つずつ深掘りしていきます。
NG習慣① ニキビを触る・潰すクセがある
「気づいたら指で触ってしまう」
「少し白くなってきたから潰したくなる…」
これ、顎ニキビが“長引く”最大の原因です。
顎周りは手で触れやすく、雑菌も付着しやすい部位。
触るたびに炎症が進行し、赤み・膿・ニキビ跡につながります。
潰す → 炎症 → 色素沈着 → 新たなニキビ
という負のループが起きるので絶対にやめましょう。
✦ 私が実際にやった対策
・手で触らない意識づけ
・気になるならパッチで保護
・前髪や髪が当たる人は結ぶ
NG習慣② マスクの内側が不衛生なまま使い続ける
コロナ以降、
「マスクしてる日は顎ニキビが悪化する」という人が急増。
その理由は、
湿気 × こすれ × 皮脂の蓄積
この3つが顎の上で起きてしまうから。
特に不織布マスクを“何時間も交換しない”のは危険です。
湿ったマスクの内側は、アクネ菌や雑菌が爆発的に増えやすい環境。
✦ 私が実際にやった対策
・長時間外出には予備マスクを持ち歩く
・外したマスクは必ず捨てる
・肌に優しい内側コットン素材に変えるのも◎
NG習慣③ 洗顔のしすぎ・強すぎ
「ニキビ＝皮脂が悪い」と思い、
・朝も夜もゴシゴシ
・熱いお湯で洗う
・1日に何度も洗顔する
という人がいます。
これは逆効果。
洗いすぎると必要な皮脂まで奪われ、
肌が「乾燥してる！」と判断し、
余計に皮脂を分泌してしまいます。
顎ニキビができる人は、
“乾燥と皮脂過多のミックス型”が非常に多いので要注意。
✦ 私が実際にやった対策
・洗顔は1日2回まで
・ぬるま湯（32〜34℃）を使用
・濃密泡でこすらず洗う
NG習慣④ 顎まわりの保湿不足
顎ニキビがあると
「保湿すると悪化しそう」と思いがち。
でもこれは誤解で、
保湿不足こそ顎ニキビの根本原因になっている場合が多いです。
水分が足りない → 皮脂が過剰に → 毛穴詰まり → ニキビ発生
という流れが起きます。
特に顎は皮膚が硬くなりやすく、
乾燥すると角質が厚くなって毛穴詰まりを悪化させます。
✦ 私が実際にやった対策
・化粧水→乳液（orジェル）のダブル保湿
・顎だけでも朝夜しっかり保湿
・アルコール強めの化粧水は避ける
NG習慣⑤ 顎に触れるアイテムの汚れ（枕・スマホなど）を放置
意外な盲点がこれ。
✔ 枕カバー
✔ 布団
✔ スマホ画面
✔ マフラー・タートルネック
これらは肌に直接触れるため、
皮脂・汗・雑菌が付着していると顎ニキビの原因に。
特に枕カバーは、
2〜3日に1回の交換が理想。
✦ 私が実際にやった対策
・フェイスタオルを枕に敷き毎日交換
・スマホは毎日アルコールシートで拭く
・顎に触れる服はこまめに洗濯
NG習慣⑥ 生理前の食生活が乱れる（甘いもの・油もの）
顎ニキビが出るタイミングが
「生理前」「ストレスが続いたとき」
という人は非常に多いです。
これはホルモンの影響で皮脂分泌が増えるうえ、
甘いもの・脂質・カフェインを欲しやすくなるため。
特に
・チョコレート
・揚げ物
・クリーム系スイーツ
・コンビニフード
は顎ニキビを悪化させやすい組み合わせ。
✦ 私が実際にやった対策
・生理前こそ野菜・たんぱく質を意識
・甘いものがやめられないなら“和菓子”に置き換え
・就寝前2時間は食事を避ける
NG習慣⑦ ストレス・睡眠不足を放置
忙しい時期やストレスが続くと、
自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れます。
その結果、顎ニキビが一気に増えるケースは非常に多いです。
・寝るのが毎日1時以降
・夜中にスマホをずっと見ている
・仕事・人間関係のストレスが蓄積
・休日に寝溜めしてしまう
これらは肌のターンオーバーを乱し、
顎ニキビを慢性化させます。
✦私が実際にやった対策
・寝る1時間前はスマホを見ない
・湯船に浸かって副交感神経を高める
・短時間でも“質の良い睡眠”を最優先
■ 顎ニキビを改善する3つの基本ルール
NG習慣を正すと同時に、以下の3つを意識すると改善スピードが上がります。
① 清潔・保湿・摩擦レスを徹底する
顎ニキビには
「清潔」「保湿」「刺激を与えない」が基本。
スキンケアは“やさしさ重視”で選びましょう。
② ホルモンバランスを整える生活にする
✔ 良質な睡眠
✔ バランスの良い食事
✔ ストレス管理
顎ニキビは内側ケアが非常に効果的です。
③ スキンケアは2〜3週間継続する
ニキビケアは“即効性のある魔法”ではありません。
最初の変化は2週間〜1ヶ月。
焦らずじっくり肌を育てる意識が大切です。
■ 顎ニキビは“体のサイン”でもある
顎はホルモンバランスの影響をもっとも受けやすく、
体調や生活習慣の乱れがそのまま肌に出やすい場所です。
特に以下の3つは顎ニキビの悪化と強く関係しています。
● ① ストレスホルモン「コルチゾール」の増加
ストレスが強くなるとコルチゾールが増え、皮脂分泌も増加。
これが毛穴詰まりと炎症を引き起こします。
● ② 女性ホルモンのゆらぎ
生理前・排卵前は皮脂分泌が活発になり、顎に集中してニキビが出やすくなります。
● ③ 睡眠不足がターンオーバーを乱す
睡眠中に行われる細胞修復が不十分だと、
角質が厚くなり毛穴詰まりが起こりやすくなります。
このように、顎ニキビは単なる肌トラブルではなく、
“体の不調サイン”として現れることも多いため、
外側だけでなく内側のケアも合わせて行うことが大切です。
私の経験
顎ニキビが治ってはまた出て…鏡を見るたび本当に落ち込みました。隠そうとして触ってしまったり、面倒で同じマスクを何日も使ったり、イライラして甘いものを食べ過ぎたり…。
全部、自分で悪化させていたと気づいたときはショックでした。
でも、清潔・保湿・摩擦レスを徹底し、生理前は食生活を気をつけるようにしたら、少しずつ赤みが引いていき、2〜3週間後には「今日の肌、いいかも」と思える日が増えました。習慣を変えるだけで、ここまで気持ちまで軽くなるとは思いませんでした。
この体験を通して痛感したのは、顎ニキビは“突然できるもの”ではなく、日々の小さな習慣の積み重ねで悪化も改善も大きく変わるということです。
だからこそ、まずは自分の生活を見直すことが何よりの第一歩になります。
■ まとめ｜顎ニキビは“習慣の見直し”で驚くほど変わる
顎ニキビはスキンケアだけでは治らず、
毎日の何気ない習慣こそが改善の最大ポイント。
今回紹介したNG習慣7つを避けるだけでも、
肌の炎症や新しいニキビの発生が目に見えて減ります。
【顎ニキビが悪化するNG習慣7選】
- 触る・潰す
- 不潔なマスクを長時間使う
- 洗顔のしすぎ
- 顎の保湿不足
- 枕・スマホなどの汚れ
- 甘いもの＆油もの中心の食生活
- ストレス＆睡眠不足
顎ニキビに悩んでいるあなたは、
まずひとつだけでもいいので“改善できる習慣”を今日から変えてみてください。
小さな行動の積み重ねが、
数週間後の肌を大きく変化させてくれます。
▼ 顎ニキビの原因を解説する段落の最後に追加
顎ニキビの根本原因についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
👉 ［顎ニキビと内臓の深い関係｜東洋医学から見た原因と改善策］（内部リンク）
▼ 生活習慣の改善説明の部分に追加
食生活と肌の関係は深く、特に糖質はニキビ悪化の大きな要因です。
👉 ［顎ニキビを改善する食べ物｜内側からキレイな肌へ］（内部リンク）
▼ ニキビのメカニズム説明箇所に追加
ニキビは、毛穴内部で皮脂と角質が詰まり炎症が起こることで発生します。
詳しい肌の仕組みは、皮膚科専門機関の解説も参考になります。
👉 日本皮膚科学会：ニキビ（尋常性ざ瘡）について（外部リンク）
▼ 食生活の影響を説明する部分に追加
皮膚科でも糖質や脂質の摂りすぎがニキビの悪化要因として指摘されています。
👉 厚生労働省：食生活と健康に関する基礎知識（外部リンク）