ニキビといえば「思春期にできるもの」というイメージを持つ人が多いですが、実は 大人になってからのニキビ(大人ニキビ) に悩む人が年々増えているのは知っていますか。
私自身も20代後半になって急にニキビが増え、「学生の頃のニキビと何か違う…?」と気づいたことがきっかけで、ニキビの種類や原因を深く調べるようになりました。
今回は、
- 大人ニキビと思春期ニキビの明確な違い
- それぞれの特徴・原因
- 正しいケア方法
- 私自身が大人ニキビを改善した経験
をまとめてわかりやすく解説します。
◆ 大人ニキビと思春期ニキビの決定的な違い

ニキビは同じ「毛穴の炎症」ではありますが、できる背景がまったく違うので、ケア方法も変わってきます。
思春期ニキビの特徴
- 原因:皮脂の過剰分泌
- できやすい場所:おでこ・鼻(Tゾーン)
- 特徴:白ニキビ → 黒ニキビ → 赤ニキビへ進行しやすい
- 年齢とともに自然と落ち着くことが多い
思春期はホルモンバランスが揺れ、皮脂が必要以上に多く分泌されます。そのため、毛穴が詰まりやすくニキビが頻発します。
大人ニキビの特徴
- 原因:生活習慣の乱れ・乾燥・ストレス・ホルモン変動
- できやすい場所:頬・あご・フェイスライン(Uゾーン)
- 特徴:治りにくく、同じ場所に繰り返しできる
- “乾燥肌でもできる”のが大人ニキビのポイント
大人ニキビは皮脂だけでなく、肌バリアの低下や生活の乱れが関係しているため、改善にはスキンケアと生活の両面からのアプローチが必要です。
◆ 原因を比較すると違いが明確に!

| 項目 | 思春期ニキビ | 大人ニキビ |
|---|---|---|
| 主な原因 | 皮脂の過剰分泌 | 乾燥、生活習慣、ストレス、摩擦 |
| 出る場所 | おでこ・鼻 | あご・フェイスライン |
| 肌タイプ | 脂性肌が多い | 乾燥肌・混合肌でも起こる |
| 改善のポイント | 皮脂コントロール | 保湿・バリア機能、生活改善 |
◆ 私の「大人ニキビ」体験談
20代後半、仕事が忙しくて睡眠時間が不規則になった頃から、突然あご周りに硬い赤ニキビがポツポツ出始めました。
当時の私は思春期ニキビと同じように、
- 洗浄力が強い洗顔
- オイルカット系の化粧品
- 皮脂を抑えることだけを意識
というケアをしていました。
しかし、これが完全に逆効果。
洗いすぎで乾燥し、乾燥が原因でさらに皮脂が出る “負のループ” に入り込んでいました。
実際に改善したのは、以下の流れを徹底したときです。
✔① 洗顔をやさしいものに変更(朝はぬるま湯のみの日も)
肌を「守る」という意識に切り替えました。
✔② 化粧水・乳液の保湿をしっかりする
特に「セラミド」入りのものを使うことで肌が安定。
✔③ 枕カバーを毎日交換
あごニキビにはこれが本当に効きました。
✔④ 夜更かしの習慣をやめる
睡眠を変えたことで、肌全体の調子が安定。
この4つを続けたことで、3週間ほどで明らかに赤みが減り、同じ場所に繰り返しできることがなくなりました。
◆ 大人ニキビの正しいケア方法

① “皮脂を落とす”より“肌を守る”を最優先に
大人ニキビは乾燥が原因の場合が多いので、洗いすぎは逆効果。
② 摩擦ダメゼッタイ
マスク、髪、枕カバーなど、意外に摩擦が多い。
摩擦対策は大人ニキビの超重要ポイント。
③ 食事と睡眠の見直し
- 砂糖・脂質をとりすぎない
- 夜0時前に寝る
- カフェインのとりすぎに注意
生活の積み重ねが肌に出ます。
◆ 思春期ニキビの基本ケア

思春期の頃は、
- 皮脂コントロール
- 清潔
- 保湿は軽めでOK
という“シンプルケア”で十分効果があります。
皮脂を落としながら肌を傷めないことがポイント。
◆ まとめ|種類が違えばケアも違う!

- 思春期ニキビ → 皮脂を抑えるケアが中心
- 大人ニキビ → 乾燥・摩擦・生活習慣の改善が中心
同じ“ニキビ”でも原因が違うので、アプローチが変わります。
特に大人ニキビは “守るケア”+生活改善 が鍵。
私自身、大人ニキビに苦しんだ時期がありましたが、
原因を正しく理解してケアを変えたことで、肌は確実に変わりました。